2008年11月9日日曜日

有料ウェブサービスはアリか!?その1

インターネットを使うユーザーの共通認識(しかも絶対的な)として、「全て無料」という概念がある。しかしこれ、実はインターネットに限ったことではない。みなさん、テレビを観る際に、お金を払って観るなんてほとんどあり得ないだろう。コンテンツ(テレビの場合は番組)に広告(CM)を入れることで、コンテンツの閲覧を無料化してユーザーの数を集める。ユーザーの数が増えれば増えるほど広告から得られる利益も上がってくる。これはテレビだけでなくウェブサイトも一緒。

しかし、そういった映像コンテンツの世界にも有料なコンテンツはたくさん存在する。例えば下記。
  • エロ。絶対的な強さを持つ。
  • スカパー等の、ジャンルとしてニッチを追求し、かつクオリティが高いもの。
  • 映画。ドラマは有料化しなくても映画は家で観る時すら有料。
なんというか、エロはもう絶対的なものであって、どうしようもない感じがする(笑)
しかし、ネット上では無料のエロも結構な数出回っている。無料でエロを配信して、アフィリエイトやバナー広告といった形で利益を得る。アフィリエイトも一種の広告ビジネスですしね。エロのコンテンツでお金をとるにはやっぱり独自のエロコンテンツを用意する必要がありそう。これは、モデル雇って撮影なりなんなりして、ユーザーに認知されれば可能性はあると思います。
また、エロに関して言えば出会い系は根強いエロの亜種でしょう。出会い系サイトだけにとどまらず、デートクラブとか、何らかの形で男女をマッチングさせる、その媒体としてウェブを活用する、有料で、というビジネスは成り立つと考えられます。

しかし、問題は他の二つ。スカパー的なニッチな情報配信は、ウェブサイトでは当たり前になってしまっている。普通、例えばフジテレビを朝から夜まで観ていたら、いろんなジャンルの番組が放送されます。しかし、スカパーはあるコンセプトに沿った番組がほとんど。音楽チャンネルなら、一日中音楽に関して流している。
これって、ウェブサイトでは基本中の基本になりますよね。ペットのポータルサイトであればペットの情報ばっかりになるし、メジャーリーグなら、同じく。リッチコンテンツも増えて動画を導入しているサイトも多い。

だからといって不可能なわけではない。スカパーの一部や映画では、PPV(ペイ・パー・ビュー)という方式がとられています。映画も観るたびに払うわけですから、PPVといって差し支えないでしょう。ウェブ上でも、コンテンツのPPVは存在します。その一つが、情報商材。あれはノウハウ等のコンテンツを、結構な価格で販売するわけです。そして、基本的なコンセプトとしては、他に無い情報、特異性の高く、貴重な情報と言うことになっています。

そして実は、継続課金、会員制のビジネスモデルで、ウェブで根強い分野が存在します。それは、ギャンブルです。例えば、Bitcashというネットマネーがありますが、そこのギャンブル部門を見ても、そのすごさがうかがい知れます。

 Bitcash 競馬・パチンコの有料サイト

競馬、パチンコのみならず、実はロト6や宝くじなど、1,050円~9,450円/月くらいの価格帯で会費を課しているサイトが多いのです。しかし、これらの有料サイトのデータベースは半端ではありません。

このあたりを考えると、有料コンテンツというのは人間の欲望が深いジャンルで成功していると推測できます。エロ、金銭的欲求やコンプレックス解消(情報商材はこういうネタが多い)、どちらも、非常に欲望にストレートにぶつけています。「ちょっと変わったスタイルのSNS」とか「他ではなかなか手に入らない情報を専門家が配信!」(今はオールアバウトとかありますしね、十分じゃないにせよ、専門家のブログもたくさんありますし)とかってクオリティでは、全然届かないわけです。

総括として、安易な有料化は非常に危険。基本的には失敗すると思って間違いないでしょう。無料でさえアクセスが集まるか分からない。アクセスが集まるのなら、そこに広告を入れて、そっちでビジネスモデルを考える。もし有料化を検討しているのであれば、まず無料コンテンツから入って、そこで収益を生み出すノウハウを身に着けてからにしたほうが良いと、僕は自分の経験則からは考えています。ま、ビジネスはスピードが命ですから、そんな悠長なこと言ってられない、と言う葛藤もあるかもしれませんが。

0 件のコメント: