そのレンタルオフィスには、1~5名程度の個人事業主や、場合によっては法人が籍を置いていました。そもそも資本金も何もないような人が入るオフィスなので、家賃が払えずすぐに退去する人もいれば、順調に成長していった移転する人もいれば、ずっとそこにい続ける(まさにLiving Deadな・・)人もいました。幸い、僕らは数ヶ月で次のステップへと進む事が出来ましたが。
ある日、エレベーターで、同じフロア、つまりそのレンタルオフィスの入居者と一緒になりました。年の頃50くらいでしょうか。向こうから気さくに話し掛けてきてくれました。
「ホームページを作りたいんだが、良い人知りませんか?」
「えっ、丁度僕もホームページ制作を仕事にしているんですよ。」
「あぁ、そうなんですか。それは偶然ですね。」
「ちなみにご予算はおいくらくらいですか?」
「そうですね、1ページ1万円強くらいで作って欲しいんですが・・・」
1ページ一万円だと、最低15ページだとして15万~20万円はかたいか・・・。場合によっては30、40もありえるかもしれないなぁ。と、当時、食うや食わずやだった僕は、嬉しくなりながら、
「問題ありません!是非やらせてください!」
と返事をしたのでした。。。。。
翌日、仕様をかために打ち合わせに伺いしました。詳しく話を聞き、2時間も話したでしょうか。その場で概算の見積もりは出せないか、という話だったので、デザイン費用、システム費用、コーディング費用、、、その他諸々勘案し、しかし当時自分は弱気だったのも手伝って、
「に、、、20万円でいかがでしょうか?」
みたいな返事をしたと思います。あまり覚えていませんが。すると、
「えっ、1ページ1万円くらいってお話したじゃありませんか!!」
!?
「え、ですから1ページあたりは1万円どころかもっと低く・・・」
「何言ってるんですか!1ページ、つまりホームページ1つで1万円ですよ!!(怒」
いや~凹みましたね。なんというか。
僕らとしては、「サイト」を構成するのが「ページ」です。だから実際は「ホームページ」って、そのウェブサイトのトップページに過ぎないんですけどね、余談ですが。
1ページって、時給1,000円のバイトですら、5時間×2日分の賃金ですよ。バイトには、そのほか交通費だとか、採用までの経費がかかるわけですから、実働なんてほんのちょっとですよ。ありえないでしょ、どう考えたって。リテラシーの問題で、仕方ないと言われればそれまでなんですけどね。
これは実話で、ちょっと極端な例ですが、こういった意識差はフリーでやっている方や経営者、最前線で営業する方など、クライアントと接点が多ければ多いほどかんじるはず!頑張って!!
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